ICC vsユベントス 21/7/19(β版)

Tottenham Hotspur 3 - 2 Juvetus 

30’ Lamela

(56’ Higuain)

(60’ Ronaldo)

65’ Lucas

93’ Kane

 

 

0’ ~ 45’ 

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45’ ~ 63’

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63’ ~ 71’

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71’ ~ 90’

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はい。マッチレポの超下位互換みたいな感じになってますが、この手のデータは時が経つにつれて価値を増していくものなので温かく見守っていただければ幸いです。ただこれだとただのマッチレポと検索性が変わらないので近いうちに新しくサイトでも作ってみようかなと思ってます。この投稿もその時移行するためにとりあえずデータ残しておこうくらいな感覚です。

 

それといずれ海外にも需要来るかな、、なんて夢見てるので選手名等は英語にしてみましたが、スペルミスなどあったらすみません。

 

今回のアプリがめちゃくちゃ使いにくかったのですが、どなたかアカウントを作ってその中に選手名を保存できるようなフォーメーション作成サービスご存知ないですかね??

 

フォーメーションに関するデータをつけることにしました

こんばんは、今シーズンからスパーズのトップチームにおいての採用フォーメーションと選手が起用されていたポジションを記録し公開していくことにしました。

 

(Yukiさんにネタをいただきました。改めてありがとうございました。)

 

現状だと選手の起用法やポチェッティーノの戦術について議論するとき根拠になるのが個人の曖昧な記憶のみになってしまい、話している人同士での共通認識が得られない結果、あまり建設的な話が出来ていないのではないかと個人的に感じています。

 

また日本のメディアがフォーメーションなどをネット上に上げていることがありますが、シーズンを通しての網羅性や一覧性に欠けますしそもそも彼らがスパーズの試合を全て見ているわけではないので(そこまで求めませんが)、どれほど信頼を寄せることができるかは正直未知数です。

 

当然フォーメーションだけでサッカーが語れるわけもないですし、ピッチの上だけで戦術全てが分かるはずもないですが、こうしてデータとしてまとめる価値は現状十分にあるのではないかと考えました。

 

ひとまずはこのブログ上でタグやカテゴリーを用いながらまとめていきますが、今後は選手名、採用フォーメーション、相手のフォーメーションなど複数の変数でソートできるような仕組みを作っていきたいと思います。

 

最初はフォーメーションと選手の位置だけまとめていきます。皆さんの目から見てこれは違うのではと思うところや、今後追加してほしい情報(例:CK、FKキッカーなど)がありましたら是非教えてください。前回の投稿から遊休状態になっている質問箱をぶら下げておくので匿名でも構いません。

 

今回こそは継続してやっていこうと思うので(笑)、少しでもご協力くだされば幸いです。では。

 

 

 

 

 

今夏移籍市場の動きについて Part 1

 

 

久しぶりのブログ更新ですがみなさんお元気でしょうか?僕は死んでます。

 

 

 

ひとまずCL決勝観戦会お疲れ様でした、そして本当にありがとうございました。東京で参加させていただきましたが200人がたとえ苦しい時間帯であっても懸命に声を出し、マドリードにいる選手たちに思いを伝えようとするその姿はとても勇ましく、僕も心打たれました。

 

 


さて、試合前プレマッチイベントと銘打って終電からキックオフまでの時間帯に座談会が開かれ、ご縁があって僕も登壇者の1人として参加させていただきました。そもそものサポーター歴が短くまた今シーズンも一部追えなかった時期がある中でどれほど有益な意見を出せたか分かりませんが、少しでも座談会の成功に貢献できていたとしたら至極光栄です。

 

 


今回9ヶ月振りにブログを動かしたのは座談会で話させていただくにあたって自分の中で考えていた夏の選手補強パターンをここで備忘録の形で公開しようと思ったからです。

というのも座談会中、「今後日本でスパーズサポーターを増やすにはどうすればいいか」という問いに対してある方が「ファンブログの拡充」と答えておられました。自分の愚見がどれほど役に立つかは未知数ですが、人々の目に見える形で置いておくことで今後のスパーズサポーターの議論の一助になれるならその価値はあると存じました。

座談会では結局トビーやエリクセンの去就と最も獲ってほしいポジションについてしか話す時間がなかったので、できればその他のポジションに関しても私見を述べておきたいというのもありますが。

 

 

 

 


まず選手移動の前提となる今シーズンの評価ですが、多くの人が認めるようにポチェッティーノ第1章が終わったことは明らかでしょう。それはCLの結果を抜きにしてもです。ここ2回の移籍市場での動きがなかったのもありますが、現在のスカッドの可能性はほとんど絞りきったかなーというのが正直なところです。

シーズン開始当初まだこいつは実力を発揮しきれていないという伸びしろを感じさせていたのはガッザニーガ、フォイス、オーリエ、シソコ、スキップ、エイモス、ルーカス、ジョレンテあたりですが、怪我でシーズンを棒に振ったエイモス以外はほとんどがそのクオリティでチームを助けることに成功しました。既存の主力の相乗効果もすでにその限界を迎えつつある印象で、来シーズンには何かを変えなければいけないことは明白でしょう。

得てして限界を迎えるのをただ待っているよりもあえて先回りして自ら壊した方が被害も少なく立ち直りも早いことが多いので、個人的には来シーズンは次の5年前後を見据えたその礎となるシーズンにしてほしいですね。ですのでPLやCL優勝はあまり目指してないです。そりゃとれるならとりたいですが。

 

 

 

そんな前提で考えている選手移動ですが、先に概観を示しておきます。

 


確定で放出

ミシェル・フォルム

キーラン・トリッピアーorセルジュ・オーリエ

トビー・アルデルヴァイレルト

クリスチャン・エリクセン

ジョルジュ・エンクドゥ

ヴィンセント・ヤンセン

 


状況に応じて放出or残留

カイル・ウォーカー・ピータース

ビクトル・ワニャマ

フェルナンド・ジョレンテ

 


確実に獲りたい

HG持ちのベテランGK

左利きの若手CB

ボール扱いに長けた2.5列目アタッカー

 


状況に応じて獲りたい

主力級のRSB

ワニャマの上位互換となるアンカー

トップもこなせる有望()ドリブラー

 


スパーズの試合以外をほとんど見ないので具体的に誰が良いとは言えませんが、まあ条件にあう選手はさすがにいるでしょってノリでやっていきたいと思います。笑

 

 

 

GK

 


フォルム放出→HG持ちのベテランGK獲得

 


今夏で契約の切れるフォルムに関しては多くの人が考えているようにフリーで放出でしょう。咋夏に契約を1年延長したのは間違いではないと思いますが、ここで貴重な非HG枠を消費してしまうのはあまりにもったいなさすぎます。後釜に関しては3人目ですしGKとしての実力はあまり重視せず、HGを消費できるようなベテランで数を合わせたいです。

ロリスも決して若くないことからそろそろ若手の後継者を見つけたいという意見もありますが、パウロペスの例を見る限り若手の成長にとって最も重要である試合経験を提供できる余地は今のスパーズにはないです。個人的にはポストロリスはひとまずガッザニーガで先延ばしして、彼が今のロリスくらいの年齢になる頃にまた考え直すべきじゃないですかね。今はあまりにもロリスの壁が厚すぎます。

 


RSB

 


プランA:トリッピアーorオーリエ放出→残った方とKWPで競争

プランB:(トリッピアーorオーリエ)+KWP放出→残った選手を控えにして主力級RSBを獲得

 


RSBに関しては人によって最も意見が分かれるポジションでしょう。メディアからもしきりに補強のニュースが流れてきますね、ワンビサカとかワンビサカとか。

僕はKWPの去就によってプランが分かれるのではないかと考えています。ここ2シーズン、KWPは3番目の序列でたまに出ては好プレーを連発するといった状況でしたが、それはおそらく今シーズンで最後になるでしょう。というのも先日発表されたU-21EUROのメンバーに彼は落選してしまいました。予選が始まったときに21歳以下であれば資格を得るため22歳のKWPも出場できるはずで、その上予選にもコンスタントに選出されていた状況であったのにも拘らず本戦では選ばれない。これが今のKWPに対する客観的な評価といえるのではないでしょうか。

そろそろ彼をファーストチョイスにするかもしくは袂を分かつかの判断を彼もポチェッティーノも迫られてるはずで、それによって外部から買ってくるか否かも決まるような気がします。RSBより資金を回すべきポジションはあるし、KWPというダイヤモンドを捨てるのは余りにも惜しいのでプランAに落ち着くとは思うんですが。ワンビサカだってどれだけ攻撃面で貢献できるか分かんないし。

 


CB

 


トビー放出→左利きの若手CB獲得

 


今夏こそトビー・アルデルヴァイレルトの去就をはっきりさせなきゃいけないでしょう(後述するエリクセンも同様)。

座談会では前提なしにいきなり放出と書きましたが、言わんとするところは2人とも契約はあと1年でおそらく延長の意思はなし、となると放出は避けられないという至って普通の意見です。最悪のシチュエーションはフリーでの放出であるのは間違いないので、避けたい順にフリーで放出、今放出、契約延長って感じですかね。まあいつまでも彼らに頼りきりでいるわけにいかないので、本当に個人的な意見では変に延長されるよりいっそ出してまた一から作り直したい気もしちゃいます。

ただトビーに関しては後釜は必要ない、というよりすでに現スカッドにいると思ってます。

ダビンソン・サンチェスは今季不安定なパフォーマンスでしたが、そもそもの彼のフィジカルに頼るプレースタイルでは今の時点でのこの出来はある程度予想されていたのではないでしょうか。これから先輩の元で徐々に経験やテクニックを身につけよう的なフェーズにあるはずですし、批判するなというわけではないですがもっと長い目で見ていいのでは?とつい甘く見てしまいます。

ファン・フォイスも3バックの右かRSBかという位置付けになりつつありますがサンチェスと競う形で経験を積ませていきたいので、右利きに関してはこのままで継続する形でいくのではないでしょうか。

 

 

問題は左です。移籍の噂が出ていないので目立ちにくいですがヤン・ヴェルトンゲンも同じく来季で契約が切れる状況で主だった控えも後述するベン・デイビスを除きいません。彼の契約に関しては若干楽観視していますが後進の確保は必須です。

正直僕は今シーズンここに一番注視すべきではないかとすら感じています。シーズン中にベンデイビスを何試合かここで起用し好パフォーマンスは見せていましたが、デイビスコンバートは最終手段として右サイドのように今後10年を担える選手が欲しいですね。LSBとしてのデイビスを捨てるのは惜しいですし。

またできれば右利きの選手ではなく左利きにこだわりいです。右利きでも素晴らしいLCBはいますが、ビルドアップの面でも守備の面でも左利きを置くメリットは計り知れないです。まあ今更僕が力説する必要もないかもしれませんが。

 

 

 

学がないものでつい長くなってしまいました。ここから次は中盤と前線について書き進めるつもりだったんですが、疲れちゃったのでまた稿を改めて書こうと思います。試合のない期間はこういう話題について話し合うのが一番楽しいですし、何か感想や異論などあったら是非是非お願いします。匿名の方がよければ質問箱をぶら下げるつもりなのでそこにでもお願いします。では。

18-19 第5節vsLiverpool戦(H) フィルミーノへのタックルについて

こんにちは、少し間が空いてしまいました。

ご報告(?)です。今シーズンからマッチレポを書いていこうと思っていたのですが、それに割ける時間と内容を鑑みた結果、第5節にして諦めることにしました。。。毎試合ピッチで起こったこと以上の内容を書こうとするとかなりの時間を要しますし、逆に単なる試合の内容を伝えるだけならハイライトで事足りてしまい個人のブログで行うにはマッチレポは難しい題材であることを痛感しました。

 

 

さてリバプール戦です。

まずは観戦会お疲れ様でした。大勢での観戦会は初めてだったのですがとても楽しい時間を過ごせました。わざわざ関西から企画し代々木まで来てくださった関西スパーズのみなさん、An Solasさん、そして私と絡んでくださったみなさん本当にありがとうございました。

 

 

今回はヤン・ヴェルトンゲンとの交錯によるフィルミーノの負傷交代と、それに対するある方の反応について少し思うところがあったので自分の考えをまとめていきます。私はスパーズサポーターなのでおそらく完全に中立な目線からは見ていないと最初に弁解しておきます。

 

試合を観ていた方ならお分かりでしょうが、70分で0-2とかなり厳しい状況に立たされていた中フィルミーノがスパーズの左サイドの裏に抜け出しました。これに対しヴェルトンゲンがボールをクリアしようとした結果彼の指がフィルミーノの左目を直撃してしまい、これによりフィルミーノは試合続行が不可能になり交代を余儀なくされました。このプレーに対するリバプールの選手の抗議はなく公式記録ではむしろフィルミーノのファールとされています。

試合は結局後半アディショナルタイムのラメラのゴールも空しくリバプールの勝利に終わりましたが、試合後フィルミーノの目に指がめり込んでいる瞬間の画像が出回ると一部のプレミアファンの間でヴェルトンゲンやスパーズへの批判が相次ぎました。批判自体は個人の自由ですが、その中でも私が気になったのはあるグーナーの方のブログでした。

 

その方個人を糾弾する意図はないので(ブログの閲覧数を増やすのも癪ですし)ここで直接引用はしませんが元ブログを見たい方のために1万人以上のTwitterのフォロワー数を抱えた立派な大人で、「汚い」という意味を持つフランス語によく似た名前のグーナーとだけ言っておきます。

 

内容は大半が(何のセンスも感じない)小粋なジョークでしたが要約すると

  • またスパーズが敗色濃厚の試合でラフプレーにより試合を壊した
  • こんなラフプレーをするチームのサポーターとは名乗りたくないだろうとスパーズサポーターを嘲る
  • 最後に短く数行目に入ったのは不幸だがあのような形で腕を回したのはいただけないと持論を展開

こんな感じですかね。

 

 

 

 

 

念のため強調しておきますが、別にグーナーが煽るなと言いたいわけではないです。たとえ直接関係していない話題であっても相当根深いライバル関係にあるクラブ同士ですし両チームのチャントを聴くまでもなく多少の誹謗中傷は許容されるべきだと思います。

 

ただ、フットボリスタに寄稿するなど大きな影響力を持つ人物が誤解を与えかねない表現を多用し大勢の若いサッカーファンに誤ったイメージを植えつける姿勢に疑問を感じたまでです。

 

 

結局彼自身の意見は最後に書かれていたように「ヴェルトンゲンが全く悪くないというわけではないが、目に入ったこと自体は故意ではない」だと私は解釈しました。これはどちらかというとスパーズ寄りの意見ですし、あえてライバルチームに有利な発言をしているあたり公平な視点で物事を見ていてさすがだなと思いました。(スパーズ寄りの意見が客観的に真実だと言いたいのではなく、もし応援しているチームに引っ張られて公平な判断ができないのならわざわざスパーズ寄りの意見は言わないだろうという意味です。念のため。)

 

しかし記事の構成はどうでしょうか。冒頭の一文から

残念ながら、カスはどこまでもカスでした…

 

という誹謗中傷から入り

前々から、勝てそうもない試合は、パイプ椅子持ち出して試合をぶっ壊すという、トッテナムのクラッシャーっぷりはプレミア内でも有名でしたが、足元を潰すだけに飽き足らず、今度はリアルに人間的機能を破壊する方向にシフトザ・フューチャーした模様。

 

と具体的な例を提示しないままスパーズは荒いチームであるとの既成事実を作っています。「みんなも言ってるけど〜(誰が言っているかは伝えない)」が単なる発言者の意見に過ぎないことは賢明なみなさんなら重々お分かりでしょう。

と、なんかのマンガに例えながら散々スパーズディスを繰り返した挙句最後に言い訳のように前述の自らの解釈を述べ、フィルミーノの無事を願いながらそのブログは締められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理性ある大の大人が書くブログじゃないでしょ??????????????

 

 

これが私みたいなフォロワー二桁の雑魚垢のブログなら何も言いません。しかしたとえペンネームで活動していようとも公共の出版物に寄稿しているような方がそんな幼稚なミスリードをしていて本当にいいのでしょうか?またそれに影響されて不毛で終わりのない誹謗中傷をしていて本当にいいのでしょうか?

 

海外でもそういうのありますけどね、ただ学生ならともかくそういう立場にある人は自分の影響力を考えて理性的に行動してしてほしい限りです。ただでさえ日本ではスパーズサポーターは量的にも迫害されていますしね。。。

 

 

一応あのシーンを何回か見て私はヴェルトンゲンは左足でのクリアを意図しボールに触ることはできたもののフィルミーノの方に反転せざるを得ず、回した左腕が結果として不運にもフィルミーノの目に直撃したというのが真実ではないかと思いました。ただ故意過失関係なく実際にフィルミーノは退場していますし全くヴェルトンゲンの反省する必要がないというわけではないですね。

 

ただ15-16からずっと言われている「暴力団」や「荒い」という批判の例にこれをあげるのは支離滅裂であるように感じます。そういうのはわざとした行為に対して向けられるものですからね。ララーナがマーシュにやったようになんて言ったら余計ですか。。。。

 

あの様々な因縁があったチェルシー戦だけで植えつけられた変なイメージが早く払拭されることを心から願っています。良いことはちゃんと良いと判断しないとね。

 

パリ戦に出られるかはともかくフィルミーノが軽傷でよかったです。CL頑張ろうな。

18-19 第2節vsFulham(H) 主に前半

こんにちは、kです(ハンネがブレブレ)。まだなんかしっくりきてなくてまた変える気がするのでしばらくはアイコンで把握してくだされば嬉しいです。

 

さて、前節なんとか勝ち切った中での第2節です。

スパーズのスタメンは前節から2人変わっています。なんと言っても注目はトビー・アルデルヴァイレルトですね。売り物に怪我をさせてはいけないこの時期に彼を使うということは少なくともあと1年は残りそうです。

そして彼の復帰に伴い3バックが復活しました。開幕前、後釜のCBの補強の現実的な噂がなかったことから彼が去った後は頭数的にシーズンを通して4バックしか使わないのではないかと個人的に思っていました。それだけに3バックや、昨シーズンのCLでよく機能していた5-3-2がまた使えるようになったのは戦術の幅を維持できたといえるでしょう。WBがトリッピアーとデイビスなので3-4-2-1は考えにくいですし、ルーカスモウラとケインの2トップの5-3-2でいくのでしょうか。

フラムは4-3-3のようですね。第1節の試合を見ておくべきでした。

 

 

スパーズは守備時 5-3-2で昨シーズンのソニーの位置に(サイドは逆ですが)ルーカスモウラが入っています。

ビルドアップはダイアーがアンカーで3バックと菱形を作りながら両SBをかなり高い位置まで上げています。デレアリ、エリクセン、ルーカスモウラあたりはかなり流動的だったので捉えきれているかいささか不安ですが、大体このような形になることが多かったと思います。


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また背番号がバラバラですみません。こういうのもっといい感じに作れるアプリをご存知でしたら是非とも教えてください!

 

 

この試合ではアルデルヴァイレルトとダイアーから主にトリッピアーへのフィードが目立ちました。アルデルヴァイレルトは18本中13本のロングパスを通し、トリッピアーはなんと13本ものクロスを上げました。

ミラー氏も言っているようにこの試合でのトリッピアーのクロスは少し精度を欠くものが多かった印象です。ただなぜこんなにも多くトリッピアーがいい位置でボールを受けることが出来たのでしょうか。

 

 

ビルドアップでまず注目すべき点は最終ラインの菱形です。三角形を作ってパスコースを確保するのはビルドアップの基本ですが、これが菱形になるとさらにパスの選択肢はさらに増えます。実際に1トップのミトロビッチ(①)は守備時いないも同然で、セリ(③)とケアニー(②)もかなり難しい守備を強いられていました。

 

 

次に注目したい点はスパーズのビルドアップの進め方です。基本的に左サイド側で短めのパスを繋ぎ、右サイドにフィジカル能力に長けたオーリエやシソコ、高精度のクロスを持ち味としたトリッピアーをおきロングボールなどによって局面を進める形になることが多いです。

 

 

《参考記事》

spqrsgb11.hatenablog.com

この試合の前半でキレイにトリッピアーへロングボールが渡ったシーンは前半9分のアルデルヴァイレルト、前半20分のダイアー、前半35分のダイアーなどが挙げられますが、そのどれも左サイドでデイビスやケインが絡んだあとに最終ラインまで戻し、DFラインがスライドしない内にフィードを通しています。ケイン+ルーカスモウラorエリクセンが相手DFラインの選手を最低2人ピン留めしてスライドを妨げているのも見逃せませんが、菱形を作ることによる最終ラインでの安定したボールキープと相手守備陣を左サイドに密集させたことが大きな原因であると思いました。

 

これはヴェルトンゲンアルデルヴァイレルトのパスの傾向の違いからも顕著に見てとれます。アルデルヴァイレルトがこの試合のようにロングフィードで局面を打開することが多いのに対してヴェルトンゲンはフィードよりも自ら持ち上がったりショートパスを用いることが多いのはスパーズの試合を見ているとよく分かると思います。

 

 

また、引用したブログでは左サイドのアタッカーにスピードで勝負するドリブラーがいなかったことがオーリエが高い位置をとれた理由としていましたが、セセニョンがそのポジションにいたらたとえ3バックと言えどもっとピンチを作られていたでしょう。彼が右サイドでSBのようなポジショニングをとっていたのには正直驚きました。恥ずかしながら彼のプレーを見るのは初めてでしたが、たしかにこの位置でも前半何度か決定的なチャンスを作っていましたしNEXTベイルの異名も頷けました。しかしこの試合に関しては左サイドにおきトリッピアーをマンマーク気味に見ながらカウンターで裏を突くべきであったように感じます。彼がいなくても前半17分、27分、35分と連携ミスから危ないシーンはあったので。

 

 

かなり急いで書いたのでぐちゃぐちゃな文章構成になってしまいましたが、それでも最後まで読んでくださりありがとうございました。毎節は正直厳しいことが分かりましたが、最低でも2~3週間に1記事は書きたいと思います。では。

 

 

 

 

 

18-19開幕戦vsNewcastle(A)

 みなさん初めまして(?)、Stilichoです。Twitterだと140字に収めるのが大変なので思ったことは定期的にブログの形式でまとめようと思っています。いつまで続くか分かりませんが気張らず書いていくつもりですので、気軽に読んでいただければ幸いです。

 

 

さて、今日は待ちに待ったプレミアリーグの開幕です。スパーズのスターティングメンバーはW杯で最後まで残った9選手の内5選手を使っていますね。個人的にはシソコに注目しています。ニューカッスルは4-2-3-1、新加入のロンドンと武藤はベンチスタートが妥当ですね。

 

 

 

 

 スパーズのビルドアップではICCと同様4-3-2-1を基本としていましたが(DAZNの期限忘れててフルマッチ見られなかったのはここだけの話)、その中で特に2種類の形が気になりました。

 

1種類目は前半の20-25分辺りが特に顕著でした。2トップの間のダイアーがCBへのプレスを牽制して、2トップ横〜SBのポジションの4-4-2においてスペースの出来やすいところに右はシソコ、左はデレアリが位置していました。その分SBのオーリエとデイビスが高い位置取りをしていわゆるMF-DF間のHSにルーカスモウラとエリクセンが構える形であったように見えました。左のデレアリとエリクセンは役割が逆転することも多々あり2人のタイプが異なることも相まってニューカッスル守備陣の混乱を招いていたようにも思えました。
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図にするとこんな感じですかね。選手の番号は無視してください。。。

シソコは今までの役割よりはまだ機能していたのかなと思います。ポチェッティーノは彼の他の選手の追随を許さないトランジションの速さ(即ちそう、パワー!w)を高く買っていると以前インタビューに答えていてそこは私も必要だと思っていますが、今までは彼のパスの精度やそれ以前の状況判断とボールを扱うスピードの致命的な遅さが彼の活躍を妨げていたように見えました。この試合では相変わらずもったいないプレーが目立ちましたが、この試合の起用法はシソコを活用する1つのやり方ではないでしょうか。ただ左サイドと比べてしまうとやはり厳しいものがありますし、前半終了時のルーカスモウラのプレー関与率の低さも右サイドでこの形のビルドアップが機能していなかったことを示しているように見えます。

 

2種類目は昨シーズンもよく見られたデイビスが下りて疑似3バック化して空いた左大外にデレアリが張る形でした。特に後半になると果敢にプレスをかけにいく体力がなくなってくるので3バックにしてもいいのかもしれないですね。デレアリのサイドの謎の突破力も生かせますし。逆足だからボールを相手に晒す形になるのが彼にとって良いんですかね?

この形は基本左側でビルドアップするので右側は受け手になることが多いです。そうなるとオーリエやシソコのアスリート能力が生きてきますし実際後半の方がシソコはよかったように見えました。

 

 

選手個人について言えばW杯組が思ったより動けてましたね。ケインもシュートこそ少ないものの調子は悪くなさそうでした。ロリスの飛び出しのタイミングと一対一の強さもさすがの一言です。正直ロリスでなかったら追いつかれていてもおかしくなかったですしワールドカップウィナーは違いますね。全員のをやり始めると長くなって続かない気がするのでやめておきます。。。相手選手だとシェルビーが相変わらず厄介でした。斜めの浮き球のスルーパスで何回かチャンス作られましたしある程度プレミアでも戦えるフィジカルを持ちながらパスを散らされるとキツイです。武藤も悪くはなかったのではないでしょうか。当然活躍されたくはないですがそれでも爪痕は残してほしいという気持ちでなんとなく複雑でしたね(笑)

 

こんなところでしょうか。最初ということで気合いが入ってしまいましたがまずは続けることを目標にしていこうと思います。誰でもコメントできるようになっているはずなので何かあればコメントしていただければ嬉しいです。では!#COYS